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吉岡醤油の思い

創業者から受け継いだ思い

昔を知る叔母から創業当時の貴重な話を聞くことができました。
吉岡醤油の始まり、創業者の吉岡幸太郎が醤油屋を始めるきっかけです。
昔は醤油を自分の家で作る家庭が多かったそうです。醤油造りが上手だった幸太郎さん(私の曽祖父)は大量に作っては親戚や近所の人たち皆に分けてあげていたようです。それがこの醤油屋の始まりではないかとのことでした。
当時、醤油はなくてはならないものの一つでしたが、作るのに尋常でない手間と時間を要しました。それだけに幸太郎さんの作る醤油は近所の人に喜ばれ、やがて商売にもつながっていったのだろうと思います。

その後、代替わりする度に作り方や売り方は時代に応じて様変わりしましたが、初代吉岡幸太郎が醤油屋を始めるきっかけとなった「皆に喜んでもらいたい」という純粋な気持ちは代々受け継ぎ、今でも吉岡醤油の根幹となるところです。
昭和初期と令和の時代では生活様式から食事スタイルまで何もかもが変わり、求められるものも違っています。一番大切にしている創業以来の「味」だけは変わらず守り続けながら、この時代に皆様に喜んでいただけるような物作りをしていきたいと思っています。

地域の皆様に支えられて

お客様と顔と顔を合わせての昔ながらの商売を大切にしております。
醤油がなくなる頃合いを見計らって「醤油はまだありますかいねえ。」とお客様を訪ねるのです。今ではあまり見られない光景かもしれません。しかし、「大亀さんよう来ちゃんさったなあ。この醤油でなきゃあやれんけえなあ。」こんな昔から変わらない温かい言葉が支えとなり、今日までかたくなにこのやり方を大切にしてまいりました。
今や醤油はスーパーやネットで買う時代ですが、こうした昔からのご縁は大切に、これからも地元で愛される存在でありたいと思っております。

地元の良きものを

私が育った江津市桜江町は山と川の大自然に囲まれた田舎町で、多くの特産物があります。
昔から洪水を繰り返し肥沃な土地となった江の川沿いでは牛蒡や桑の葉の栽培が盛んで、そのおいしさは格別です。
これらの大自然の恵みを商品作りに活かしたいという強い思いがあります。
江津の自然の産物を使って更においしい魅力的なものを作ることが私たちの目指すところです。
弊社の商品と地元の農産物とのコラボで皆様の毎日の食卓を応援出来たら嬉しいです。

魅力的な食生活を応援

食の素晴らしさ、お料理の楽しさを皆で共有できるような取り組みをしていきます。
一日三度の食事作りは大変と思えば重労働になりますが、それを楽しんでできるようなお手伝いをさせていただきたいです。誰でも簡単においしく調理できる商品開発、そしてFacebookやInstagramで商品を使ったレシピや食べ方を随時発信していきたいと思います。
食べることは365日休み無し!
だからこそ毎日の食生活が充実したものになるよう、お料理の魅力、「おいしい」という感動を皆様と一緒に味わいたいと思っています。

大自然の中での醤油造り

会社の裏手にはゆったりと流れる中国太郎「江の川」、前には清らかな水が流れる支流「八戸川」。
私共の会社はこの2つの川に挟まれ、その周りを四季により様々に映りゆく山々がそびえ立つ大自然の中にあります。この場所で創業から80余年、先代から現在4代目まで秘伝の醤油造りを受け継いでまいりました。
大自然の恵みを受けながらの80年でしたが、その間には度重なる洪水に悩まされ、醤油造りを断念しようとしたこともあったと先代が話しておりました。
今でもこうして昔と変わらない風景の中で昔と変わらない醤油造りに専念できることに感謝しつつ、これからもお客様に喜んでいただける商品を丹精込めて作っていきたいと思います。そしてこの大自然が桜江の宝であるのと同じように、大亀醤油も「ふるさとの宝」となれるよう精一杯精進していく所存です。

会社の裏を流れる江の川

最後に

「水炊きを 囲み我が家の 一家団らん」

私が小学生の時、父と一緒に作った川柳です。先生に褒めてもらった記憶とともに今でもしっかり覚えています。
皆様の一家団らんが幸せな一時となりますように・・・
令和2年7月  初代吉岡孝太郎のひ孫でご飯作り担当 柳光 さおり

吉岡醤油の歩み

昭和13年
初代吉岡幸太郎が家庭用の醤油を造り、一斗樽、四斗樽で近所に販売を始める。
昭和19年
2代目吉岡丸一が引き継ぎ、「吉岡醤油醸造場」として営業を始める。商品名を町内の大亀山から名前を取り、「大亀醤油」と名付け、一升瓶で濃口醤油の販売を始める。
昭和29年
邑智郡、江津市、浜田市を中心に販路を拡大し、トラックで各家庭に配達を始める。
昭和46年
3代目吉岡賢治が引き継ぎ、小売店などに卸す卸売業も積極的に始める。
昭和47年
大洪水で屋根までの浸水。その後、復旧して醸造を再開する。
昭和55年
町の区画整理で裏に堤防ができ、新しい蔵が出来上がる。機械を取り入れた新しい醸造方法で塩分を控えたうす塩の濃口醤油を造り、これが今日の大亀醤油の礎となる。
昭和58年
1Lのペットボトルなど、消費者のニーズに合わせ小さいサイズの醤油を作り始める。
昭和60年
地元の出身者の口こみで広がった全国からの注文を宅配で送り始め、ギフト用の詰め合わせ商品の販売も始める。
平成16年
吉岡醤油有限会社設立。 4代目柳光達二が社長に就任。 醸造に加え醤油加工品にも力を入れ、多種の商品を作る。
平成20年
地元の特産品を使用した商品開発に力を入れ商品化する。
地元のお客様に醤油以外の地元の良いものも販売する。
平成23年
インターネットでホームページを開設。全世界へ情報発信! たくさんの方との出会いを切に願う。
平成25年
まる姫ポークなど、江津の特産物と弊社の調味料とのコラボ商品をセットにし、販売を開始する
令和1年
江津特産品グランプリで「ごぼう味噌だれ」の改良品がグランプリを獲得。江津のお土産品として販売を始める。
令和2年
新型コロナウイルス流行でおうち時間が増える中、弊社の商品で味付けしたまる姫ポークの味付け肉をおうちシリーズとして4つの味で商品化。多くのお客様に喜んでいただく。

会社概要

会社名吉岡醤油有限会社
代表者代表取締役 柳光達二(リュウコウタツジ)
所在地〒699-4226 島根県江津市桜江町川戸13-7
URLhttps://ookamesyoyu.com/
電話0855-92-0045
FAX0855-92-0045
E-Maiookame@ookamesyoyu.com
設立平成16年10月
事業内容醤油、その他調味料の製造、販売

取り扱い店舗(島根県内)

  • 嘉久志町ゆめタウンイズミ、Aコープ江津、地場産センター、(有)宮内商店
    江津町あけぼの商店、沖田米穀店
    渡津町キヌヤ渡津店
    都野津町キヌヤ都野津店
    二宮町小川商店、セブンイレブン二宮店、キヌヤ二宮店
    浅利町ドライブステーション舞乃市、さんぴこ江津
    温泉津町スーパー小川
    桜江町かどや商店、Aコープ桜江、風の国、松田商店、市山農協、さくらや
  • 遠田町キヌヤ遠田店
    中吉田町キヌヤ中吉田店
  • 殿町板本酒店、ゆめタウンイズミ
    浅井店ダップス浅井店
    田町ウェルシア浜田店
    国分町セブンイレブン浜田国分店
    朝日町大磯直売店
    日脚キヌヤ日脚店
    金城町キヌヤ金城店、西坂商店
    旭町かくれの里ゆかり、Aコープ旭
  • 川本町すまいる、道の駅インフォメーションセンター川本、Aコープ川本生活センター、ウェルシア川本店、湯谷温泉 弥山荘
    美郷町Aコープ邑智、黒川商店、だいわマート、みさと市、三次屋商店
    邑南町いわみプラザ、グリーンスーパー石見、林商店、日貫農協、日和農協